
ジェルネイルは今や簡単に通販などで道具を揃えられるようになり、自宅でセルフネイルを行うセルフネイラーが急増しています。ネイルサロンに行かずとも自宅でジェルネイルが楽しめるという所が人気になっているようです。
そのため、初心者でも簡単にできるセルフジェルネイルは、自分で好きなときに好きなカラーやデザインを楽しみ、ネイルサロンへ行くよりもコスパがいいため、セルフネイルのジェルネイルキットを購入を考えている人が多くいますので、そんなセルフネイラーデビューをお考えの方や、セルフネイルのモチが悪くてお困りの方に簡単にジェルネイルの手順をご紹介してきます。
正しいジェルネイルの方法を実際に行っているセルフネイラーは少ないのが現状で、間違ったプレパレーションやオフ、アフターケアーを疎かにすると、皮膚、爪を傷つけ、爪のトラブルを起こす原因になってしまうのです。ジェルネイルを楽しむためには基本の手順を見に付け、正しい方法で行うことが重要です。
しっかりポイントを押さえ、セルフジェルネイルをより楽しみましょう!
ジェルネイルに必要な物とは
ジェルネイルをする上で必要な道具をご紹介します。
【プレパレーション】と【ジェルネイルの塗布】をするときに必要な物が異なるので、下記のものを用意しましょう。
【プレパレーション用】
・180Gのファイル&スポンジファイル
・エメリーボード
・プッシャー(メタルプッシャーorセラミックプッシャーorウッドスティック等)
・キューティクルニッパー
・エタノール(ジェルクリーナでも可)
・キッチンペーパー(ワイプを使用する人もいます)
・ダストブラシorネイルブラシ
【ジェルネイル塗布用】
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・エタノールorジェルクリーナーorクレンザー
・ジェル用筆・ブラシ(最低でも3本は用意すると良いでしょう)
・LED・UVライト
・コットンorワイプ
・キューティクルオイル
上記のものを用意したら早速プレパレーションから始めていきましょう!
プレパレーション(前処理)でジェルを塗る準備をしよう
プレパレーションとはネイルをより綺麗に仕上げ、モチをよくするために必要な工程です。
詳しくは【ジェルネイルを長持ちさせるなら必見!【プレパレーションで仕上がりを上級へ】】をご覧ください。
【手指消毒】
消毒用エタノール若しくはアルコールで手全体を消毒します。
【爪の形・長さを整えるファイリング】
エメリーボードを使い爪の長さを・形を整えます。長さを変えない場合でもエメリーボードでリフト(浮き)を防ぐために少し削りましょう。
削った爪のバリが出るので、リフトを防ぐためスポンジファイルを使い、綺麗に取り除きます。
【甘皮処理】
プッシャーにアルコールをつけルースキューティクル(爪アカ)をプッシュアップとプッシュバックで取り除いていきます。
取り除ききれなかったルースキューティクルはキューティクルニッパーを使いキューティクルを取り除きます。
ルースキューティクルをしっかり行わないとリフトの原因にもなるので、綺麗に取り除きましょう。
【サンディング】
ファイルを使い爪の密着を高めるために、爪の付け根から先端まで表面全体に傷をつけていきます。
【ダストを払う】
ネイルブラシ・ダストブラシを使用しダストを取り払います。
【油分除去】
キッチンペーパーやスポンジワイプなどの毛羽が出ないものに得たノースを染み込ませ、爪の付け根から全体までを拭いていきます。
セルフネイル初心者や爪の水分量が多い人、リフトしやすい人は〔プレプライマー〕を使うと良いでしょう。
ジェルネイルの詳しいプレパレーションの方法はこちらから確認しましょう!
ジェルを塗っていこう
ジェルを塗布する時はジェルごとに筆を変えることをおすすめします。
最低でも3本は用意しておきましょう。
ベースジェル
油分除去をしっかり行った後、親指以外の4本の爪にベースジェルを塗布していきます。
ベースジェルを塗布するときに使う筆は、ラウンド筆がおすすめです。ベースジェルは最初から多く取りすぎず薄く根元らから塗布しましょう。
また、エッジまでしっかり塗布することによって先端のリフトを防ぐことができるので、しっかりエッジまで塗布することを忘れずに。
LED・UVライトに入れて硬化させるときは、指定の硬化時間を守り、はじめに4本を硬化させていきます。
次に、親指にベースジェルを塗り、親指だけをLED・UVライトに入れて硬化させます。
※5本の指をいっぺんにライトを親指にライトが充分に当たらず、硬化不良が起こってしまう可能性があるので、必ず親指は別に真っ直ぐ入れましょう。
ベースジェルを塗布するコツ
ベースジェルを筆に取り、爪と筆を平行になるように少し寝かせた状態で力まずジェルを素早く塗っていきましょう。
まず爪の根元と中央の間に筆をおき、乗せ根元に筆を滑らせてから、そのまま爪の先端に向かって塗っていきます。
爪の根元からベースジェルを乗せてしまうと、ベースジェルが溜まり、キューティクルについてしまうので、それが元でリフトの原因になるからです。そのため、根元から塗らないように気をつけましょう。
ベースジェルを塗るとき、〔両サイド(両脇)〕〔エッジ(先端の側面)〕を塗り忘れないように気をつけてください。
見えにくく塗りにくい部分まで、しっかりベースジェルを塗ることで、リフトを防ぐことができるので、塗り忘れないようにしましょう。
親指以外の4本の指の両サイドを塗るときは、同じ手の親指を使って指の両サイドの皮膚を下に引っ張る〔スキンダウン〕をすると塗りやすくなります。親指の両サイドは同じ指の人差し指を使ってスキンダウンをし、塗りやすくしておきましょう。
エッジは、筆にジェルを多く取り塗ってしまうと、爪裏に流れてしまうので、爪全体に塗っているついでにエッジを塗るようにしましょう。
カラージェル
ベースジェルを硬化させたら次はカラージェルをベースジェル同様に塗布していきます。
カラージェルの場合はムラに気をつけなければならないので、1度で塗りきろうと思わず、厚くならないよう、薄く塗っていきましょう。
このときに気をつけるポイントも、〔両サイド&エッジの塗り忘れ〕〔筆は寝かせて塗布〕に気をつけながら塗布しましょう。
カラージェルにおすすめの筆は、一色塗りをする場合は少し小さめの平筆かラウンド筆、グラデーションには平筆、フレンチにはフレンチ筆がおすすめです。
ストーンやスタッズなどのパーツでアートをする場合、クリアジェルを塗りパーツを乗せて硬化させましょう。
また、スパーツを載せた場合は、硬化後その上から再びクリアジェルを乗せると次に塗るトップジェルが楽になります。
トップジェル
カラージェルも硬化させたら、仕上げのトップジェルをベースジェル・カラージェルと同様に塗布していきましょう。
注意点の〔両サイド&エッジの塗り忘れ〕〔筆は寝かせて塗布〕もトップジェルを塗るときも気をつけなければならないので、忘れずにトップジェルを塗っていきましょう。
仕上げのトップジェルは気泡が入りやすく仕上がりを左右するものです。気泡が入った場合は、気泡を押しつぶし、一度筆に付いたジェルを取ってから、再びジェルを取り気泡が入らないように気をつけましょう。
未硬化ジェルのふき取り
トップジェルの硬化が完了したら、コットンにエタノールを含ませ、爪全体をふき取ります。
このとき、拭き残しが無いようにしましょう。1回のふき取りにつき1枚のコットンを使うことをおすすめします。
拭き残しやコットンの使い回しをしてしまうと、ジェルに艶がでず、ジェルがくもる原因にもなるので、1度拭いた部分で拭かないように気をつけましょう。
未硬化ジェルを拭き取り終わったら、ジェルネイルは完了です。
綺麗に整えよう
未硬化ジェルを拭き終え、ジェルネイルが完了したら、最後にエメリーボードで少し形を整え、完成です。
このとき、せっかくエッジまで塗ったジェルを削りすぎ無いように注意しましょう。
完成後のケア
ジェルネイルが完成したら、ネイルケアを忘れず行うことでジェルネイルのモチを良くることができます。
爪や周辺の皮膚の乾燥を防ぎ、ネイルトラブルにならないようにキューティクルオイルを塗ってマッサージしてあげると良いでしょう。
また、ネイルをオフしたい場合は【無理やり剥がさないで!ネイルを簡単にオフする方法】を参考にしてください。
ネイルキットやネイル用品を揃えるなら【シャイニージェル公式ショップ】
ジェルネイルを始めてみたい方、ジェルネイルのキットの購入を検討している方にはシャイニージェルがおすすめです。
品質の良いジェルネイルやネイル用品を扱っているので、プロからセルフネイラーの初心者まで幅広く人気のあるネイルブランドなので、是非参考までにご覧ください。
まとめ
ジェルネイルの基本の手順・ポイントについて、いかがでしたでしょうか。
セルフで行うジェルネイルが人気になり、ジェルネイルが皆さんにとって身近な存在になっています。
今よりも、ネイルに関する正しい方法をマスターし、モチ、アート、ネイルケアなど、幅も広がれば、より楽しみも増えてきます。
ジェルネイルに興味がある人や、はじめようと思っている人まで、様々な人にセルフネイルに興味を持ってもらい、よりネイルが好きになってもらえれば幸いです。