
ジェルネイルをオフするのは爪にとても負担がかかります。だからといって、わざわざネイルサロンへ行ってオフだけしてもらうのも面倒くさい。そう思う人もおおいのではないのでしょうか。さらに、ネイルサロンでオフのみをお願いすると平均で1500円から2000円ほどかかってしまいます。
少し浮いてきたから、自分で剥がしてしまう方も多くいますが、ジェルネイルのオフは専用のリムーバーがあれば、爪の負担を抑え、意外に簡単にオフすることが出来るのです。
今回は、してはいけないジェルネイルのオフのやり方と正しいオフのやり方を紹介しますので、参考までにご覧ください。
オフに必要な道具
用意するものは【ジェルリムーバー】【ネイルファイル】【アルミホイル】【コットン】【プッシャー】があれば簡単にオフすることが出来ます。
【ジェルリムーバー】
ジェルリムーバーの名称はジェルオフリムーバーなど様々で、100円ショップなどでも販売されており、簡単に手に入れられます。
ただ、ジェルリムーバーは除光液と間違えやすいので、ジェル用途記載されているものを購入しましょう。
ジェルリムーバーにはアセトンが主成分で入っており、早くオフを行わなければいけないネイリストはアセトンが主に使用されています。
ただ、アセトンは強い薬品のため、安全に使用するなら【ジェルリムーバー】を使用しましょう。
【ネイルファイル】
ネイルファイルは100/180Gがおすすめです。ネイルファイルはネイルショップやドンキホーテなどにも販売されていますが、たくさんあっても困らないので、ネットでファイルのセットを購入するほうがお得に手に入れられます。
ネイルファイルはガラス製、スポンジタイプ、エメリーボードなど種類は控えておきましょう。
【アルミホイル】
アルミオイルがない人はアルミカップや指サックなどを代用する人もいます。
また、ジェルネイルのオフキャップやジェルオフパット、ジェルオフクリップなどもあり、使いやすさは人によって異なるので、是非チェックしてみてください。
【コットン】
コットンを使用する際は、水分を多くふくめるわふわの柔らかいコットンがおすすめです。プレスタイプのコットンを使用する場合は、表面を取り除き、中身を使用しましょう。
【プッシャー】
浮いたジェルを剥がすのに使用します。ウッドスティックで作ったプッシャーよりもメタルプッシャーの方がジェルネイルをオフする際におススメですので、是非メタルプッシャーを使用しましょう。
この5つがあればオフが始められるので、準備しましょう。
また、ジェルをオフする際に必要な物がお得なセットになっている【ジェルネイルオフセット】も是非参考までにご覧ください。
正しいジェルのオフ
では、オフに必要な道具を揃えたら準備していきましょう。こちらでは、アルミホイルを使用してオフをしていきます。
まず、アルミホイルを指を包める大きさよりも少し大きめにカットし、コットンは爪が覆える程の大きさにカットしたものを用意したらオフに入ります。
【ジェルネイルの表面を削る】
ネイルファイルを使用しジェルネイルの表面をヤスリます。
ジェルネイルが厚い場合、なるべく薄くなるまで全体的に均等にヤスリで削っていきましょう。
ただ、力を入れて削っていくと摩擦で熱さを感じる恐れがありますので、なるべく力は入れないようにしましょう。
【コットンにジェルリムーバーorアセトンを浸し爪に乗せアルミで包み込む】
コットンにジェルリムーバーを浸したら爪にのせアルミホイルで包み込みます。
コットンを乗せアルミホイルで包んだら、そのまま10分ほどジェルが柔らかくなるまで待ちます。
【浮いてきたジェルをネイルファイルやプッシャーで落とす】
アルミホイルを外すと、ジェルリムーバーに含まれるアセトンがジェルを柔らかくし、浮いてきます。浮いてきたジェルをネイルファイルやプッシャーで落としていきます。
ネイルファイルを使用する場合は強く削りすぎると自爪も削ってしまい、薄くなったりする恐れがあり、とても負担がかかってしまいます。また、プッシャーを使用する際も力を入れすぎてしまうと自爪を傷つけてしまう恐れがあります。そのためファイルを使用する際は優しくヤスリ、プッシャーを使用する場合は無理に剥がさないようにしましょう。
ネイルファイルとプッシャーを両方使用するのもおすすめです。
ジェルネイルをオフするのは一回では中々うまくオフできない場合があるので、この工程を何回も繰り返しましょう。
【ジェルが綺麗に除去されたら必ずネイルケアを】
ジェルが綺麗にオフできたら、必ずネイルケアをしましょう。
落としてすぐにジェルネイルをする場合はジェルネイルを付け替えた後、キューティクルオイルなどを塗ることをおすすめします。
ジェルをお休みする場合は、ネイルで負担になっていた爪を休ませるのに必要な成分が入っているキューティクルオイルやネイル美容液を使いましょう。
ネイル美容液【美爪の休日】
美爪の休日は爪に優しい7つの成分が入っており、自爪の保護、補修をしてくれます。傷んだ爪に休息をお考えの方におすすめで、オフした後の爪は薄くなっており、割れやすく乾燥しやすいため、一日一回塗るのをおすすめします。
ほんのり色づくピンクベージュやサーモンピンク、ラベンダー、ミルクホワイト、ほんのりピンクに、ほんのりベージュとクリアの7種類があり、休息中の爪も美しく優しい色に色づけてくれます。
さくらの香りで速乾性なので、忙しい朝にも簡単に塗ることが出来ます。
NGなジェルのオフとは
爪は硬いイメージがありますが、割れやすいので、間違ったオフを行ってしまうと薄くなり、カサカサになってしまいます。
そこで爪を傷めないためにも、やってはいけないジェルのオフ方法を紹介します。
【無理やり剥がすのはNG】
やってしまいがちなのが、無理やり剥がす方法。ジェルが浮いてきて、爪とジェルの間に出来る隙間があるからといって無理やり剥がしてはいけません。
無理やり剥がしてしまうと一番上のそうの爪まで剥がしてしまい、二枚爪になってしまう恐れがあるのです。
爪のトラブルの原因になるので絶対に無理やり剥がさないようにしてください。
【除光液で落とすのはNG】
マニキュアを落とす液体を除光液といいますが、アセトンフリーの除光液を使って落とそうとしても、オフは出来ません。無理に落とそうとしても爪などを傷めてしまう恐れがあるので、ジェルネイルをオフする際は専用のリムーバーかアセトンを使用しましょう。
間違えたオフを行うとどうなる?
ジェルネイルをしても、オフをするだけでも爪に負担はかかります。間違えたオフを行ってしまうと更に負担をかけ爪のトラブルの原因になってしまうのです。
爪が薄くなったり、カサカサして洋服などに引っかかってしまったり、不便になることもあるので、上記の正しい手順を必ず行いましょう。
自分でオフするのが面倒だと感じる人は、お金はかかりますがネイルサロンでオフしてもらいましょう。
ジェルをオフしたら必ずケアを忘れずに!
上記でも少し記載しましたが、ジェルネイルを落とした自爪には薬品によるダメージがかなり負担が罹った状態になっています。自爪を休憩させる方はそのまますぐにネイルケアをしましょう。
また付け替える際にもネイルケアは重要なので、是非試してください。
【甘皮を除去するために爪をふやかす】
ぬるま湯に指をつけ甘皮を柔らかくするためにふやかします。ふやかしたらハンドクリームを塗り手をマッサージしましょう。
ハンドクリームを使用することで爪意外にも、アセトンの成分で乾燥してしまった指先を潤してあげることが出来ます。
【甘皮処理】
めん棒やウッドスティックで作ったプッシャーなどで甘皮を処理していきます。
めん棒では柔らかすぎて硬い甘皮が処理しきれない場合もありますので、ウッドスティックのプッシャーがおすすめです。
爪の生え際を小さな円を描くようにくるくると少しこするように甘皮を押し上げていくことで、ふやけた甘皮を処理できます。
ウッドスティックの先端にコットンを薄く、わた飴のように巻きつけて使用するといいでしょう。
また、ささくれ等はハサミや爪切りなどで切っておくと引っかかりや、切れてしまう恐れがありません。
【ネイルオイル】
甘皮を処理し終わったら、爪の生え際にキューティクルオイルを塗りましょう。キューティクルオイルを数的生え際に垂らしたら、爪の生え際部分から第一関節の辺りまで丁寧に円を描くようにマッサージしていきます。サイドも忘れず優しくマッサージしましょう。
ネイルケアに興味がある人は、【パラフィンパック】もおすすめです。
指にぴったりフィットし、じんわりと温めてくれるパックです。美容液成分によって保湿や整肌、保温効果でリラックスできるのです。
ジェルネイルをした後でも、オフした後でもどちらでも出来るネイルケアなので、癒されたい人にはとてもおおすすめです。
固まったパラフィンパックは手袋のように綺麗に取ることができるので、それもまたやみつきになります。
まとめ
ジェルのオフ方法はいかがでしたでしょうか。意外に簡単に出来るオフに是非チャレンジしてみましょう!
サロンに行かなくてはオフが出来ないと思っている人や、忙しくサロンに行く暇がない人や、お金がなくサロンにいけない方でも、自分でオフする正しい方法を身に着けているだけでサロンのように、爪に負担をあまりかけずにオフができます。
ただ、ジェルネイルをする際、UV・LEDライトに入れるときに強い熱さを感じる人などは、だいぶ爪に負担がかかり、爪が薄くなっている証拠でもありますので、そういう方は、ネイルサロンでオフをすることをおすすめします。自身でオフをする際も細心の注意をはらいオフをしましょう。