美容師だけが知っている!綺麗な髪の毛をキープできるシャンプーの選び方!

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皆さんはシャンプーを選ぶときに何を基準にしていますか?

美意識の高い方なら匂いだったり、髪にいい成分が含まれているものだったりするのではないでしょうか?

もちろん、髪がいい匂いになる香料や髪に効果的な成分も重要ですが、われわれ美容師は洗浄成分を最も重要視しています

一般の方がブリーチをしてハイトーンカラーにするとすぐに髪がボロボロになってしまうのに、美容師は頻繁にブリーチを繰り返しているのに髪の毛がサラサラなのを不思議に思ったことはありませんか?

実は、美容師と一般のお客さんが普段から行っているヘアケアの違いのほとんどは、使っているシャンプーの違いだけになります。

もちろんトリートメントや、普段からの髪の毛の扱い方にも違いはありますが、髪のダメージを気にしているお客さんのようにサロンで行うトリートメントなんて、2~3ヶ月に1回している美容師なんて全くいません。

そこで本日は、ヘアカラーやパーマを繰り返しているのにサラサラな髪の毛をキープできている美容師のシャンプーの選び方について詳しく解説していきましょう。

なぜシャンプーで髪の毛のダメージが変わるのか

シャンプーと髪の毛へのダメージ

髪の毛や頭皮を洗うために使用するシャンプーですが、実は髪の毛を傷めてしまう原因の1つでもあります。

まず、髪の毛は水を含んでしまうと柔らかくなり、キューティクルも開いてしまうため、少しの刺激でもダメージを受けてしまう状態になってしまいます。

さらにシャンプーは洗うときに必ず髪の毛がこすれて摩擦が発生してしまうので、開いているキューティクルがこすられて剥がれ落ちてしまいます。

濡れたままの髪の毛で寝ると後頭部の髪の毛がキシキシになってしまったり、切れ毛が収まらなくなってしまうといった状態になったことがある人も多いと思いますが、それと全く同じ現象がシャンプーをしているときにも起きてしまうのです。

1日で受けるダメージはそれほど大きくはなくても、365日毎日積み重なっていくと取り返しのつかないダメージとなってしまいます。

そのため、毎日使用しているシャンプーの質というのは、こまめにサロンでトリートメントを行うよりも圧倒的に髪の毛の状態に影響してくるのです。

シャンプーの洗浄成分の種類

シャンプーの洗浄成分

髪の毛にこだわっている一般の方でも、美容師に聞いて洗浄成分(界面活性剤)の重要性について紹介されて、洗浄成分を見てからシャンプーを購入されている人も最近多くなってきていますよね。

あまり知られていないかもしれませんが、シャンプーを構成する成分の中で、水に次いで多く含まれるのが洗浄成分になります。

有効成分をいくら多く含んでいるシャンプーであっても、それら成分よりも多く含まれている洗浄成分がいいものでなければ、髪の毛を綺麗にすることは非常に難しくなります。

シャンプーに使用される洗浄成分をジャンルごとに分類すると

  1. 高級アルコール系
  2. 石鹸系
  3. 酸性石鹸系
  4. アミノ酸系

大きくこの4種類に分類することができます。

これらの洗浄成分の特徴について、詳しく解説していきましょう。

高級アルコール系の洗浄成分

高級アルコール系の洗浄成分は、シャンプーについて1度でも調べたことは知っているであろう、市販のシャンプーによく配合されている洗浄成分です。

名前だけ聞くといい成分のように聞こえてきますが、洗浄力が非常に強く、油汚れをしっかり落とすような食器用洗剤にも使われているような成分になります。

泡立ちがよく、洗浄力が強いのに加えて、他の洗浄成分に比べて値段が非常に安いため、安い市販のシャンプーに多く使用されている形になります。

頭皮が強い人であればあまり刺激は感じないのですが、私を含めて頭皮がデリケートで荒れてしまいやすい人であれば、高級アルコール系の洗浄成分を多く使用しているシャンプーを使ってしまうと頭皮が荒れてかさぶたができてしまうこともあります。

石鹸系の洗浄成分

美容師である私からすれば、なぜシャンプーに使用しているのか全く意味がわからないのが、この石鹸系の洗浄成分になります。

身体を洗う石鹸などと同じでアルカリ性であり、髪の毛にとってはダメージの原因にしかなりません。

アルカリ性のものが髪の毛に触れると、髪の毛で化学反応が起こり、キューティクルが開き、髪の毛のうるおいを保ったり、髪の毛を構成するために欠かすことができないCMCという髪の毛の血管のような部分が破壊され失われてしまいます。

また、石鹸を使用すると、石鹸かすというものが必ず発生してしまうので、髪の毛がすごくごわついてしまいます。

さらに、髪の毛が健康な状態はph4.5~5.5の弱酸性になっており、アルカリ性に傾いてしまうと、何もしてなくても中が破壊されどんどんダメージがひどくなっていきます。

髪の毛が傷んでしまうだけの洗浄成分になるので、私はお客さんでこの石鹸系のシャンプーを使っている人がいれば必ず今すぐやめるようにお願いをしています。

酸性石鹸系の洗浄成分

洗浄成分の中でも少し特殊なのが、この酸性石鹸です。

石鹸といいながらほぼ液状なので、イメージとは少し違うかもしれません。

髪の毛と同じ弱酸性ですが、洗浄成分は少し強いのが特徴です。

髪へのダメージは抑えながらも、皮脂などによる汚れが落ちにくい男性には特におススメできる洗浄成分です。

また、あわ立ちもいいことから、シャンプーを泡立てるのが苦手な人にも使いやすいです。

ただ、高級アルコール系や石鹸系の洗浄成分と比べると、価格が一気に高くなってしまいます。

美容師が自分用に使っているシャンプーにもよく使われている洗浄成分なので、美容室で売られているシャンプーにもよく使われています。

アミノ酸系の洗浄成分

アミノ酸は髪の毛など、人間の身体を構成するのに使われているタンパク質をさらに小さくした成分になります。

つま、髪の毛を洗いながら髪の毛のダメージを補修することができる唯一の洗浄成分になります。

説明するまでもないかもしれませんが、美容師が自分の髪に使用しているシャンプーには必ずメインで使用されている洗浄成分になります。

髪に優しく、洗い上がりもしっとりした質感になるため、非常に綺麗な髪の毛をキープするのに優れた洗浄成分ですが、洗浄力が弱く、あわ立ちにくいというデメリットも存在しています。

そのため、髪の毛を丁寧に扱うことができない人が使ってしまうと、髪と頭皮をしっかりと洗えずに汚くなってしまったり、汚れがたまってしまい、かゆみや吹き出物が発生してしまうこともあります。

良い洗浄成分でも、使用する側が正しく使えていないと問題が発生してしまうので、注意が必要です。

シリコン系のコーティング剤を使うことも案外よくある

シリコン

ノンシリコンシャンプーブームが起こったため、シリコンに対して悪い印象を持っている人は多いのではないでしょうか。

先に結論を言ってしまうと、シリコンで頭皮は詰まらないですし、髪を守るのにも効果的な成分です。

実は、美容室で販売されているシャンプーにも使われることが多く、髪の毛を洗っているときのダメージを抑えるために使用されています。

最初のほうでも説明したように、シャンプーをすると濡れた髪の毛どうしがこすれてしまうため、髪の毛にはダメージが蓄積されていきます。

この髪の毛に発生してしまう摩擦を防ぐために、シリコンは使用されています。

髪を洗う際に、シリコンが髪の毛に付着して、洗浄成分で剥がされるのを繰り返すことで、シリコンがクッションとなり、髪の毛が直接こすれてしまうのを防いでくれるのです。

また、シリコンはコンタクトレンズなどに使用されているため、実は安全性が非常に高く、通気性も高いという特徴があります。

コンタクトレンズに使用しているのに通気性がなければ、すぐに目が大変なことになるのは想像できると思います。

悪者のように扱われているシリコンですが、成分に詳しい美容師であるほど、普通に使用しています。

オーガニックシャンプーの真実

オーガニックシャンプー

こちらも最近話題になっていますが、美容師の中ではオーガニック成分の占める割合が大きいほど髪の毛に対する補修力が弱いのは常識に近いです。

天然成分と化学成分の構成の違いを考えればすぐに答えがわかるのですが、天然成分は複数の物質が組み合わさってできているため、1個の成分を構成している玉が非常に大きく、化学成分は天然成分を分解して1つの成分にしているため、1個の成分を構成している玉が非常に小さいのです。

つまり、天然成分はでか過ぎて髪の毛の内部にほとんど入れないのです。

中に入れないのなら表面のコーティングをすることは可能ですが、それなら安定性の高いシリコンを使用したほうが何倍も効果的です。

ただ、もちろん天然成分の中にも効果の高い成分はたくさん存在するので、化学成分と天然成分のいいところを組み合わせることでより良いシャンプーを作ることが可能になります。

シャンプーはイメージで選ぶのではなく、しっかりと知識をつけておかないと、別にたいした効果がないのに高い原料や広告費によって値段が高くなってしまっている商品を選んでしまいやすいので充分に注意してください。

まとめ

美容師がどのようなことを考えて、普段シャンプー選びをしているのか、少しわかっていただけたでしょうか。

美容業界では、知識がないことで大きく損をしてしまうケースが多いです。

ぜひこのブログを参考にして、無駄のないシャンプーや化粧品選びができるようになってください。

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