
ちゃんとスキンケアに取り組んでいる人なら、毎日使用する化粧水ですが、皆さん何を基準に選んでいますか?
- 値段
- 特徴成分
- ブランド
- パッケージ
人それぞれ基準はあると思いますが、スキンケアに取り組む上で最も重要なのは化粧水に含まれている成分です。
他のスキンケアアイテムとは違い、化粧水の80~90%は水でできており、残りの10~20%の部分をいろんなメーカーがこだわって成分を配合しているのです。
中には安くて肌に刺激の強い成分をたくさん使って、ブランドイメージやパッケージのデザインだけで売れている化粧水も存在しますが、そんなものを使っていても肌が綺麗になることはありませんし、むしろ刺激によって肌荒れなどのトラブルを起こしてしまうこともあります。
そこで本日は、本当にいい化粧水を見極めるためのポイントについて、詳しく解説していきます。
肌の悩みに合わせた化粧水を選ぼう
あなたが持っている肌の悩みによって有効な成分は変わってきます。
いい成分が入っていても、毛穴のトラブルや肌荒れなど、それぞれに有効な成分を選ばないと、まったく効果はありません。
そこで、肌の悩みに合わせて化粧水を選ぶのに、基準となる成分をご紹介していきます。
自分の肌の悩みを考えながら、下記で紹介する成分の入った化粧水をえらんでいきましょう。
毛穴の開きが気になる人が使うべき化粧水

rkit / Pixabay
毛穴の開きは、肌の表面が汚く見えてしまう原因になります。
毛穴部分が影になってしまい、肌の透明感や滑らかさが失われてしまい、ザラザラとした質感になってしまいます。
化粧水には、毛穴の開きをケアすることに特化した、収れん化粧水というものが存在しています。
ただし、毛穴を引き締める成分には、肌への刺激が強い成分も存在しているので、肌への美容効果を持ちながら、毛穴の開きに対して効果的な成分が含まれているものを選ぶ必要があります。
具体的には、
- ハマメリスエキス
- クエン酸
- ビタミンC誘導体
これらの成分が有名です。
まずハマメリスエキスとは、ハマメリス(アメリカマンサク)という植物から抽出された成分になります。
ハマメリスエキスには、毛穴を引き締める効果だけでなく、ニキビなどの炎症を抑える効果や、炎症で起こってしまった肌のダメージを治癒する効果があります。
植物由来の成分であるため、天然成分にこだわりがある人には特におススメの成分です。
2つ目のクエン酸は毛穴を引き締める効果だけでなく、古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進するピーリング効果やアンチエイジングに効果的な抗酸化作用があります。
毛穴を引き締めながら、肌を綺麗に整えるのに最適な成分になります。
最後にビタミンc誘導体は、スキンケアに詳しい人にはおなじみの成分になります。
毛穴の引き締め効果に加え、抗酸化作用によるアンチエイジング効果、メラニン色素の生成を予防する美白効果など、肌を綺麗な状態に保つためにはなくてはならない成分です。
これらの特徴成分が含まれている化粧水選ぶことで、毛穴の開きをケアしながら、他の肌トラブルにも対応することができるのでおススメです。
毛穴を引き締めながら、しっかりと肌を保湿できるおススメ化粧水としてまず挙げられるのは、エリクシールホワイトです。
収れん効果のあるビタミンC誘導体を配合し、毛穴を引き締めながら、厚生労働省が美白効果のある成分として認可されているm-トラネキサム酸やリノール酸も含まれるため、毛穴を引き締めて白く透明感のある肌を手に入れるためには最適な化粧水といえます。

年齢による肌の衰えが気になるが気になる人が使うべき化粧水

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年齢による肌の衰えはケアしなければどんどん進んでいきます。
若い状態の肌を保つためにはアンチエイジング効果のある成分が含まれているコスメを使用することが必要です。
最近話題になっているアンチエイジング成分には
- フラーレン
- プラセンタ
- コエンザイムQ10
これらの成分があります。
まず、フラーレンは高い抗酸化作用を持つビタミンCの170倍もの効果を持つことから、最近1番注目されているアンチエイジング効果のある成分です。
安定性が高く、成分としても注目度の高いフラーレンには、公的な認定機関が存在するため、フラーレンが充分に効果を発揮する量配合されているコスメにはR.S.マークなどの認定マークを使用することが許可されるため、しっかりと使用者の肌のことを考えてフラーレンを配合しているスキンケアアイテムを見つけることは難しくありません。
反対に充分な量が含まれず、認定機関によるマークの使用を許可されていないスキンケアアイテムなのにフラーレンを配合しているとアピールしているものは、ほんの少ししか入れていないのにフラーレンの効果をアピールしている不誠実なメーカーだとすぐに判断できるので見極めるのが簡単な成分でもあります。
2つ目のプラセンタは、美容外科などでも使用されている有名な成分になります。
こちらも成分が有名になったため、怪しい成分が多く存在しています。
まず、最も効果が高いのは馬プラセンタになり、それ以外の成分はどんどん効果が低下していきます。
さらに植物性プラセンタなど、本来のプラセンタとはかなり異なる成分も存在しているので、スキンケアアイテムを選ぶ側にも知識がなければあまり効果のないコスメを買ってしまうことになるので注意が必要な成分になります。
最後にコエンザイムQ10は、サプリメントでも注目されている成分になります。
上記の2つの成分に比べるとアンチエイジングに効果的なイメージはないかもしれませんが、体を動かすためのエネルギーを作るのを助ける効果など、抗酸化作用に加えて様々な効果を期待できます。
ただし、スキンケアアイテムで使用するよりもサプリメントなど、体内に摂取するほうが効果的なので、スキンケアとサプリメントの両方で使うほうが高い効果を期待できます。
アンチエイジングケアに最適な化粧水となると、紹介した成分が多く含まれるものになりますが、これらの成分は非常に高価であるため、しっかりと効果を感じられるものを選ぶと1万円近く値段がしてしまいます。
そこでコストパフォーマンスがよく、充分なアンチエイジング成分が含まれているアイテムとして紹介したいのが、バーリオです。
フラーレンが多く含まれているスキンケアアイテムにだけつけられるR.S.マークがあるにもかかわらず2980円という圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
この価格で、フラーレンによるアンチエイジングケアをできるのは非常におススメです。

ニキビが気になる人が使うべき化粧水

Kjerstin_Michaela / Pixabay
ニキビの原因となるのは、皮脂をエサにして大量繁殖してしまったアクネ菌です。
そのため、皮脂汚れをケアしながら、アクネ菌を殺菌する効果のある成分を使用しなくては治りません。
- サリチル酸
- グリチル酸2K
- イソプロピルメチルフェノール
これらのアクネ菌に効果のある成分が含まれるものを使用しましょう。
まずサリチル酸はアクネ菌の繁殖を防ぐ殺菌効果があります。
肌を柔らかくする効果もあるため、化粧水や美容液などの成分の浸透を良くする効果があります。
ただし、殺菌効果がある成分であるため、肌への刺激も強いので、敏感肌の人が使用する場合は注意が必要です。
次に、グリチル酸2Kはニキビなどの炎症を抑える効果があります。
抗炎症作用によってニキビの炎症を抑えることはできますが、殺菌作用はないので注意してください。
最後に、イソプロピルメチルフェノールは様々な菌に対する殺菌作用があります。
アクネ菌以外にも効果があるため、防腐剤などにも使用されることが多いです。
ニキビケアにおススメの化粧水として紹介したいのは、薬用アシィードローションEXです。
薬用であるため、通常のコスメよりも高い効果が期待できます。
アクネ菌に効果のあるサリチル酸に加え、ピーリング効果もあるため古い角質を取り除き、きれいな肌を手に入れるのにも効果的です。
まとめ
自分の肌に最適な化粧水を選ぶ方法はお分かりいただけましたか?
効果的な成分が含まれるものを選ばなくては充分な結果を得ることはできません。
中途半端なものを選んでしまわないように注意しましょう。
オールインワンでお手軽に使える、オススメの化粧水はこちらでご紹介しておりますので
是非、ご興味のある方は是非ご一読ください。