
美容院に行ってもいつも思い通りの髪型にならないとお悩みではありませんか?
最近では、はじめて行く美容室は通常料金よりもかなり安い金額で施術を受けることができるため、いろんな美容院へ試しに行ってみるけど、なかなかしっくりくるお店に出会えないという人が多いのではないでしょうか?
あなたが思い通りの髪型にしてくれる美容室に出会えないのには、5つの理由があります。
そこで本日は、美容師である筆者が美容室選びで失敗してしまう原因について解説していきます。
美容室ジプシーになってしまっている人は、今後この記事を参考にして美容室選びをするようにしてみてください。
安いクーポンを出している美容室にばかり行っている

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初めて来店するお客さんに対して、通常料金の半額以下で施術をしている美容室は少なくありません。
利用するお客様側からすれば、安くで髪を切ってもらえるのでいい事なのですが、美容室側からすると通常料金の半額以下で来店しているお客様ということになります。
つまり、すでにお客様から多くの指名をもらっている人気の美容師がクーポンを利用して来店するお客様につくことはメリットがありません。
それどころか、同じ仕事量なのに1日の売り上げが大きく下がってしまったり、売り上げを落とさないために多くのお客様に入客すると1人あたりのお客様にかけれる時間が減ってしまい、既存のお客様が接客や技術のクオリティが下がったと感じてしまうというデメリットがあります。
そのため、クーポンを利用して指名できるスタイリストは、必然的に既存のお客様が少ないスタイリストということになります。
お客様が少ないスタイリストには2種類のタイプがあります。
まず1つ目はスタイリストになって間もない若手のスタイリストです。
スタイリストになってすぐなのにお客様がついている美容師はほとんどいません。
なので、クーポンを使って安い料金で集客し、多くのお客様に入っていくことで経験を積んでいくのです。
若手スタイリストには、経験が少ない分あたりとハズレの差が大きく、才能がある若手スタイリストにあたれば思い通りのスタイルになることもあります。
しかしデビューしてすぐなので失敗をしてしまうリスクがあったり、難しい髪質や難しいスタイルには対応できない可能性もあります。
2つ目は、単純にお客様が少ないスタイリストです。
ただしお客様が少ない=技術が下手ということではありません。
もちろん技術力が低くてお客様がつかないスタイリストもいますが、
- お客様とのコミュニケーションが下手
- 自分の技術へのこだわりが強すぎる
- 個性が強い
- 美容室自体に集客力がない
などさまざまなパターンが考えられます。
ただ、何かしらの原因があってお客様がついていないということになるので、美容室選びに失敗したと感じてしまう可能性は高くなります。
担当の美容師を指名せずに美容室に行っている

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担当の美容師を指名しないで美容室に行くのも失敗してしまうリスクが高くなってしまいます。
どんな美容師にも得意なスタイルや技術があります。
また、美容師によって必ず客層に偏りが出てくるので、普段担当している客層と異なる場合はミスマッチが起こってしまう可能性が高くなります。
ホームページやクーポンサイトなどには、必ず美容師が作ったスタイルや担当したお客様の写真が載っているので確認するようにしましょう。
技術よりも美容師の人柄やコミュニケーション能力、接客スタイルを重視している人はブログやSNSをチェックすると、どのような美容師なのかがよくわかります。
最近はSNSやブログを集客のツールとして利用している美容師がほとんどなので、簡単に情報が集められると思います。
反対にSNSやブログを使っていない美容師は、最近の美容業界の動向をまったく知らない可能性が高いので、より失敗の可能性が高いでしょう。
ネットなどを使って自分だけで美容室を探している

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最近はネットで何でも調べられるため、美容室も自分だけで簡単に探すことができます。
しかし、結局美容室に行ってみるまでスタイリストがどんなタイプの人間で、どんな営業スタイルなのかはわからないことがほとんどでしょう。
また、スタイリストは良かったけれども、シャンプーやカラーをしてくれるアシスタントが嫌だったというパターンもよく耳にします。
つまり、自分だけで美容室を選んでしまうと、失敗する可能性が高くなるのです。
実は美容室を選ぶ際に、お客様側からも美容師側からもミスマッチが起こりにくい方法があります。
それは、友達や同僚などの知り合いからの紹介です。
知り合いの紹介だと事前に、担当してくれる美容師のネットからでは得られない詳しい情報を手に入れることができます。
また、美容師側も知り合いから事前にお客様の好みのスタイルや性格といった情報を手に入れることができるのでミスマッチが起こる可能性がかなり低くなります。
自分の中でなりたい髪形がはっきりと決まっていない

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美容室を選ぶまではうまくいっても、自分のなかでなりたい髪形が決まっていなければ、自分の思い通りのスタイルになることはありません。
そもそも自分がなりたい髪型というゴールがないので、あなたの中に思い通りの髪型が存在しません。
そのため、どれだけ有名で技術のあるスタイリストが担当したとしても、なんとなくいい感じになったと思うくらいでしょう。
やりたい髪型がはっきりとしていないと、美容師側もカウンセリングをしても何も具体的な要望が返ってこないため、意思疎通がうまくできません。
こうなってしまうと、どこに行っても美容室選びに成功することがありません。
たまたまものすごくフィーリングの合う美容師にあたるという奇跡的な出会いを待つしかありません。
カウンセリングの際に自分の要望を美容師に伝えていない

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誰であっても、自分の中で髪の毛に対してこだわりのポイントがあると思います。
- 前髪の長さや形
- もみ上げの長さ
- トップのボリューム感
これらは特にひとがこだわりを持っているポイントになります。
しかし、そのこだわりはあくまで自分が好きなだけであって、周りから見ると違う長さや形のほうが似合うのに、、、と思われていることも少なくありません。
こういった自分だけのこだわりのポイントは美容師にしっかり伝えておかなければ、なかなか理解してもらえません。
自分の中で大事にしているポイントがあれば必ず、伝えるようにしましょう。
まとめ
美容室選びで失敗している人は、必ずこれらの特徴に当てはまっていると思います。
自分の思ったとおりの髪形になるためにはこれらのポイントに気をつけて美容室を選ぶようにしましょう。