
ストレスがたまっている時期に肌の調子が悪くなったことはありませんか。
おそらくかなり多くの人が体験したことがあると思います。
このような時期はどれだけスキンケアに気を付けても肌の調子が良くならないこともあります。
そこで本日はストレスが肌にどのような影響を与えているのか解説していきます。
ストレスの種類
肌に対するストレスは紫外線や外気など直接刺激を与える外的ストレスと、疲労や人間関係など内側から刺激を与える内的ストレスが存在します。
外的ストレスは日差しの強い夏場や、乾燥した冷たい風があたる冬場など季節ごとに特徴が異なります。
内的ストレスは精神的なものや生活習慣の変化によるものなど、皆さんが普段からストレスだと思っているものです。
ストレスによって起こる肌の変化
肌はストレスの影響を最も受ける部分といっても過言ではありません。
よくある症状としては
- 肌荒れ
- ニキビ
- 乾燥
- 敏感肌
- 全体的なくすみ
などがあります。
ストレスがたまってしまうと自律神経が乱れて、肌の水分量や皮脂量に異常が出てきます。
その結果、乾燥肌になってしまい様々なトラブルに発展していくのです。
ストレスでニキビができる理由
ニキビは乾燥肌、脂性肌どちらでもできやすいのはご存知ですか。
乾燥肌だと古い角質が毛穴につまってしまい、脂性肌だと皮脂と汚れや古い角質が毛穴を防いでしまいニキビができてしまうのです。
またストレスによって免疫力の低下やホルモンバランスの悪化も同時に発生します。
雑菌にとって居心地がよく、エサとなる皮脂が多い繁殖に最適な環境になってしまいます。
そのためストレスがたまってくると何度もニキビが繰り返しできてしまうのです。
ストレスで乾燥肌になる理由
ストレスには肌を乾燥させてしまう理由には老化現象が大きく関係しています。
ストレスがたまると体内では活性酸素が発生して細胞の老化を進めてしまうのです。
肌の細胞に老化が始まると水分を保持する能力が低下することや皮膚が薄くなってしまうといった変化が起こります。
そのため年を重ねるにつれて、自然と肌がカサついてしまいやすくなるのです。
さらに乾燥の症状が悪化していくと肌のバリア機能が失われていきます。
こうなると少しの刺激でも荒れてしまうような敏感肌になってしまいます。
さらに免疫力も低下しているので外部から簡単に雑菌が侵入してしまい、炎症をおこしてしまうことが多くなります。
乾燥肌の改善方法に関して詳しく説明している記事がございますので、乾燥肌に悩まされている方はぜひ一度ご覧ください。
ストレスで肌が荒れてきたら
忙しい日々が続いて肌が荒れてしまうなどの症状が出てきます。
スキンケアで肌の調子を整えるのはもちろん必要なのですが、ストレス自体への対処ができていなければ根本的な改善は難しく、一時的に治ったとしても肌荒れを繰り返す可能性が高くなります。
まずは今の生活習慣を見直し、ストレスを解消する事から取り組んでいきましょう。
身体を動かしてみる
運動にはストレス解消効果と疲労回復効果があることが証明されています。
いきなりジョギングや筋トレなど気合いをいれてする必要はありません。
最初は軽いウォーキング程度で充分です。
運動をするときはエンドルフィンやセロトニンというストレス解消やリラックス効果のあるホルモンが分泌されます。
ストレス解消だけでなく、体系の維持などもできるので若い見た目を保つためにはぜひ取り組んでみてください。
よく笑うようにする
人間は笑うことで自律神経のバランスを整えることができます。
ストレスによって乱れてしまった自律神経が正常に戻ることで、皮脂の過剰分泌などのトラブルは改善されます。
また笑うことでエンドルフィンが分泌されるため、ストレス解消に高い効果を発揮してくれます。
バラエティ番組を見たり、友達と話したりなどストレスがたまってしまう時期はなるべく笑顔になれるきっかけを多く準備しておきましょう。
読書をする
読書には非常に高いストレス解消効果があります。
しかし集中してしまうほどの本を読まなければあまり効果は得られません。
普段から読書習慣のある人や活字にあまり抵抗のない人であれば高い効果を感じることができますが、本が苦手な人にはあまり向いていない方法といえるかもしれません。
詳しい読書のメリットに関してはリンク先の記事をご覧ください。
まとめ
ストレスによって肌が大きな影響を受けることはわかっていただけましたか。
肌の調子が悪くなる時は精神的にも肉体的にも疲労がたまっていることがほとんどです。
スキンケアだけでなく、生活のリズムを見直してみることにも力を入れてみましょう。