美容師は絶対に使わない!?石鹸シャンプーの特徴を正しく解説

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色々なシャンプーを使っていると石鹸シャンプーに出会ったことがある人も多いと思います。

試しに1回使ってみると髪がゴワゴワになってビックリした人もいると思います。

そこで本日は美容師である私が石鹸シャンプーの特徴について詳しく解説していきます。




石鹸と髪の毛の相性は最悪

ritual / Pixabay

いきなりですが石鹸と髪の毛は相性は最悪です。

美容師で自分のお客様に石鹸シャンプーをおススメする人は絶対にいません。

石鹸はアルカリ性であるため、カラー剤やパーマ液などと同じようにキューティクルを無理やり開いてしまいます。

後から酸性に戻してキューティクルを閉じてしまえば大丈夫だと説明しているサイトを多く見かけますが、髪の毛の性質を全く知らないのでしょうか?

美容師や化粧品メーカーなどが知っている専門的な知識を一切持っていないことは確実です。

石鹸シャンプーを使う上で1番問題なのは濡れて髪が最も傷つきやすい状態のところに、アルカリでキューティクルを無理やり開いたうえに、洗うことで髪と髪がこすれて摩擦が発生してしまうことです。

シャンプーをした後にリンスで酸性にphを調整したところで既に大きなダメージを受けてしまった後になるので、意味がありません。

石鹸シャンプーで髪が傷んでいく仕組み

Free-Photos / Pixabay

アルカリ性のものが髪の毛についてしまうとキューティクルが開いてしまい、髪の毛表面はけば立ち、中身がむき出しの状態になります。

カラーやパーマ、縮毛矯正などは髪の内部を化学的に変化させるための薬剤であるためアルカリ性で作られており、髪の中身に浸透しやすい作りになっています。

石鹸もこれらの薬と同じアルカリ性であるため、毎日シャンプーをするたびにキューティクルを無理やり開けて中身が流出してしまう状況を作ってしまうのです。

さらに髪の毛は水分を含むと膨潤し柔らかくなるという性質があります。

つまり石鹸シャンプーを使った髪は柔らかくて中身がむき出しという、最も外部からの刺激に弱い最悪の状態が出来上がるのです。

こんなに弱く傷みやすい状態のうえに、洗うときに髪どうしがこすれてしまうとひらいたキューティクルがひっかかりはがれてしまったり、中身が流出して髪がスカスカになってしまいます。

ヘアカラーやパーマは数日でとれてしまいます。

どんどん髪の毛がボロボロになっていくのがわかりきっているので、美容師は絶対に石鹸シャンプーを勧めないのです。

石鹸カスで髪の毛がベタベタになる

Free-Photos / Pixabay

石鹸は汚れを落とす際に脂肪酸を発生させます。

ここに水に含まれるカルシウムイオンが結びついてしまうことで石鹸カスが発生しています。

基本的に石鹸を使ったら石鹸カスは必ず発生すると思っておいてください。

石鹸カスが蓄積してしまった髪の毛はカラーやパーマができないケースがあったり、お風呂に入っていないような状態になってしまったりといったトラブルが起こります。

ダメージで軋みや絡まりがひどくなったうえにベッタベタになってしまった髪は美容師でもどうにもできない状態です。

石鹸シャンプーは洗浄力も刺激も強い

zjazjazoie / Pixabay

石鹸で顔を洗ったことがある人はわかると思いますが、皮脂を根こそぎ落としてしまうほど石鹸の成分は洗浄力がかなり強いです。

さらに弱酸性の肌に対して、アルカリ性のものを使用するので刺激にならないわけがありません。

頭皮が敏感な人や乾燥している人が使ってしまうと、ほぼ間違いなく症状が悪化します。

無添加や自然由来の成分を使っているからなんとなく肌に優しそうなイメージがありますが、頭皮や髪にいいシャンプーはそんな単純な理屈では作れないのです。

まとめ

石鹸シャンプーの特徴は理解できましたか。

正直、美容師からするとなぜ石鹸シャンプーを使い続けている人がいる理由が全く分かりません。

髪の毛と頭皮に優しいシャンプーであればアミノ酸系の洗浄成分を使ったもの、自然派の人であればオーガニックにこだわったシャンプーなど選択肢はたくさんあるので色々なシャンプーを試してみて自分に合うものを探しましょう。

「最初に軋みがひどくても使い続ければ変わる」といった話もありますが、最初にきしんだ時点で髪の毛が思いっきり傷んでいるのでだまされないようにしてください。




 

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