
多くの人が毎日使っているコンディショナーですが、あなたは正しい方法で使えていますか。
トリートメントとの違いがいまいちわかっていない人も多いと思います。
そこで本日はコンディショナーの正しい使い方について美容師である私が詳しく解説していきます。
コンディショナーの役割とは

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コンディショナーとは髪の毛の表面をコーティングしてダメージから髪の毛を守ってくれるアイテムです。
表面をコーティングすることで摩擦や静電気によるダメージが防げたり、傷んでいる髪の毛でもまとまりやすくなったりといった効果を得ることができます。
よくトリートメントとの違いがわからないという人がいますが、トリートメントはダメージを治すもの、コンディショナーはダメージから守るためのものです。
コンディショナーには髪のダメージを修復する能力は一切ないので間違えないようにしましょう。
正しいコンディショナーの使い方とは

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コンディショナーは外部をコーティングするものであるため、使う順番は1番最後になります。
ヘアパックやトリートメントなどのダメージを補修できるヘアケアアイテムを使っている人は必ず先につけておきましょう。
つける時は軽く水気をきって、中間から毛先にかけてつけていきます。
このときにクシを使って伸ばしていけばムラなくつけることができます。
全体にムラなくつけることができたらすぐ流し、髪にツルっとした感触が残らないようにしっかりと洗い流します。
コンディショナーは根元につけてはいけない

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トリートメントやリンスなどと同じで、コンディショナーも根元につけてはいけません。
髪の毛がベタベタになってしまい、何日もお風呂に入っていないような状態になってしまいます。
コンディショナーは油分が多いので、頭皮に残ってしまうと毛穴のつまりをおこしてニキビや吹き出物ができてしまったり、雑菌に分解されて古い油のような強い臭いを発生させます。
根元はコーティングしなくても、キューティクルと皮脂でしっかり守られているのでつける必要はありません。
コンディショナーは時間をおいても意味がない

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コンディショナーは内部を補修したり、浸透していくものではないので時間をおいても全く意味がありません。
つけてからすぐ流してしまってもあまり問題はなく、しっかりコーティングできています。
コンディショナーを使う上で1番重要なのは全体になじませて、髪の毛を守ることです。
コンディショナーで手触りがサラサラになる

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コンディショナーは髪を摩擦や静電気から守るためツルツルにしてくれます。
指通りや柔らかさを髪の毛に与えてくれるので、髪の見た目、手触りを大きく変えてくれます。
油分が多く含まれているのでくせ毛やダメージで広がってしまうような部分もおさえることができるので、髪の毛をキレイに見せることが可能です。
まとめ
ドラッグストアなどで売られてるのはほとんどコンディショナーであるため、使用している人は非常に多いと思います。
日々のダメージから髪の毛を守るためにも、正しい方法でコンディショナーを使っていきましょう。