
髪の毛が伸びてくるとパサパサになってまとまらないことがありますよね。
広がってしまったり、汚く見えてしまうのでそのまま放置しておくことはよくありません。
そこで本日は髪がパサパサになっている原因と、しっとり感を取り戻す方法について解説していきます。
髪がパサパサになる原因

lightstargod / Pixabay
髪の毛がパサパサになっている原因は髪の水分と油分が失われていることです。
髪が傷んでいくとキューティクルがはがれていき、髪内部の水分や油分を保っている物質が流出していきます。
キューティクルの強さには個人差があり、髪が太い人は強く、細い人は弱くなります。
そのため髪の毛が細い人は少しのダメージでもすぐにパサパサになってしまいます。
全てのダメージが髪をパサパサにすることにつながるので、普段から髪の毛を丁寧に扱わないといけません。
また健康な髪の毛を作るための栄養が不足している場合も髪がパサパサになってしまいます。
最初から水分や油分が不足している髪の毛が生えてしまうので、全体的にパサパサした感じになってしまいます。
髪がダメージを受ける行動とは

RyanMcGuire / Pixabay
髪の毛は毎日たくさんのダメージを受けています。
- シャンプー
- タオルドライ
- ヘアアイロン
- ドライヤー
- 空気の乾燥
- 摩擦
- 静電気
- スタイリング剤
- 紫外線
- ヘアカラー
- パーマ
上記のものは髪の毛にダメージを与えているものです。
毎日のダメージの積み重ねで髪の毛はパサパサになってしまっているのです。
髪のしっとり感を取り戻すためには

melancholiaphotography / Pixabay
髪の毛のパサパサを改善するには内部に水分と油分を補充することと、髪の表面に油分によるコーティングをすることが必要です。
つまり健康な髪の毛と同じ状態を作ってあげるのです。
傷んでしまった髪の毛は穴が開きっぱなしなので、表面をコーティングしなければ中身を補充したところで全て流れ出てしまいます。
再びしっとり感のある髪の毛を取り戻すためには、内部と外部の両方をケアしていく必要があるのです。
パサパサの髪には栄養が多いシャンプーを使う

daviddchristensen / Pixabay
髪内部がスカスカになっている髪には、髪の栄養分が多く含まれているシャンプーを使用しましょう。
コーティング力が強いだけのものや洗浄力が強いだけのものを使っていたらパサパサが改善すること絶対にできません。
洗浄成分が髪の毛の原料と同じであるアミノ酸系のものや、髪内部の水分や油分を保つCMCを補修してくれるものなどしっかりと髪の毛を補修する効果のあるものを使いましょう。
本当にいいシャンプーを使ってるとトリートメントを使用しなくても髪にツヤとうるおいが戻ってきます。
ただし栄養分が多いシャンプーは市販のシャンプーと比べて泡立ちにくいのでしっかり泡立てる必要があります。
トリートメントは内部補修をメインに

jniittymaa0 / Pixabay
トリートメントも失われた内部のコルテックス(髪の毛の芯)やCMC(水分と油分の通り道)を補修できるものを使いましょう。
コンディショナーやリンスといった外部のコーティングをするだけのモノではパサパサは改善できません。
市販の商品にはヘアパックやトリートメントと書かれているのにコーティングをする成分だけしか入っていないコンディショナーのような商品が多数販売されているので注意が必要です。
髪の太さによってトリートメントには合う合わないがあるので、不安であれば担当の美容師に相談しましょう。
パサパサした髪にはオイル系の洗い流さないトリートメントがおススメ

margenauer / Pixabay
洗い流さないトリートメントは外部をコーティングする力の強いオイル系がおススメです。
ツヤ感がでるのと、パサパサした髪も簡単にまとまります。
もともと髪の毛の表面は皮脂でコーティングされツヤとまとまりがでているので、オイル系の洗い流さないトリートメントは傷んで皮脂のコーティングができなくなった髪に最適なのです。
表面がコーティングされることで日常生活でおこるダメージから髪を守ることもできるので、髪が傷むのを予防することもできます。
ただしダメージが大きい髪や細い髪の人は油分を吸ってしまい、ベタベタになってしまうことがあるので重い天然成分が豊富に含まれているオイルは避けたほうが無難です。
まとめ
髪のパサつきへどういった対処をすればよいかわかっていただけましたか?
広がって汚く見えてしまうのですぐ改善したですよね。
ぜひこれらの方法を試してしっとり感のある髪の毛を取り戻してください。