
朝せっかくスタイリングしたのに出社したころにはトップがつぶれてしまいませんか?
雨が降った日にはスタイリングしても動きや毛束がすぐなくなることはないですか?
細毛、軟毛の男子は毎日のように経験していると思います。
そこで本日はトップのボリュームや動きなどが長時間持続するスタイリング方法を解説していきます。
細毛、軟毛のメンズは絶対に濡らしてからスタイリング
髪が細く柔らかい人がトップにボリュームをだすにはドライヤーでの乾かし方が重要になります。
そのためスタイリングをする前は必ず濡らして1度寝癖をリセットしましょう。
濡らすとき根元までしっかり濡らすようにしてください。
トップのボリュームをだすには根元を立ち上げることが必要です。
一度濡らしてドライヤーで形を作らないと全く立ち上がらないので注意してください。
トップにボリュームを出す乾かし方
根元の立ち上がりを作るためには、髪の毛を前後左右のあらゆる方向から乾かします。
1方向から乾かしてしまうと根元が寝てしまいボリュームが全くでません。
根元が乾いたらボリュームが欲しい部分を握りながらドライヤーをあてます。
ドライヤーの熱がはいったら髪の毛を握ったままドライヤーを冷風に変えます。
熱がはいって冷めるときに形ができる特徴を使用してスタイリングするのです。
このとき大げさに見えるくらいボリュームがでるように乾かすのがポイントになります。
細毛や軟毛の人は後からいくらでもボリュームを抑えることができるます。
しかし後からボリュームをだすことは全くできません。
ドライの時点でなるべく大きく作っておけば、時間がたっても崩れにくくなります。
ボリュームをだしたい時のスタイリングのコツ
スタイリングの際に細毛、軟毛の人が気を付けるポイントがあります。
全体にムラなくワックスをつけることと、ベタつきを感じるほどつけすぎないことです。
ドライの時点でしっかりと根元の立ち上がりを作れても、ワックスが重いとつぶれてしまいます。
毛先や根元など、場所によってワックスがついている量が違うと多くついてしまったところが重くなってしまうので、そこからスタイルが崩れていきます。
またムラなくついていても、つけすぎてしまい重くなっても根元からつぶれてしまいます。
ドライの時点で形が作れていないとワックスでかなり作りこまないといけなくなります。
しかし細毛や軟毛の人は作りこむほどワックスの重みが増えてしまい、せっかく作りこんでもすぐつぶれてしまいます。
スタイリングは毛束や動きを作るだけにしておきましょう。
細毛、軟毛の人が使いやすいワックス
細毛の人や軟毛の人は油分の多いツヤ感がでるワックスはあまり向いていません。
ドライな質感のでるハードワックスやマットワックスがおススメです。
ただし髪の毛が傷んでいるとパサパサして汚い感じになってしまうので、髪を傷めてしまわないように普段から注意してください。
ジュカーラの10番は最初は柔らかいので全体にムラなくつけやすく、少し時間がたてば固まってしっかりスタイルをキープしてくれるのでおススメです。
かなり使いやすいのでスタイリングが苦手な人はまずこのワックスを使ってみてください。
ハードワックスによくあるツヤがでる油分が多いものとは違い、乾いた後はナチュラルな質感に仕上がります。
また、ツヤが出ない分油分が抑えられており、時間がたったらワックスの重さによって髪のボリュームが潰されてしまうこともありません。
デューサーの6番は使いやすいマットワックスです。
硬いのでしっかりと手でワックスを伸ばさないといけませんが、使いこなせるようになると束感や動きがしっかり作り込めます。
細毛や軟毛の人が束感の多いスタイルを作るならばこのワックスしかないと思います。
アイロンやコテを使ってより崩れないスタイルを作る
アイロンやコテの熱を使うことでかなり崩れにくいスタイルを作ることができます。
トップのボリュームが欲しい部分にアイロンやコテでカールをつけて、ワックスをつけるときにカールさせた部分をほぐしながらなじませるのです。
最初は変な形になってしまったり、思った通りにカールがつかないかもしれませんが、数日練習すれば誰でもうまくトップに立ち上がりのあるスタイルが作れるようになります。
慣れてくるとパーマ風のスタイルも簡単に作れるようになるので、短く変化させにくいメンズの髪型でも、いろいろなスタイルを楽しむことができるようになります。
ただ、家電量販店などで販売されているようなヘアアイロンでは火傷しやすく、操作もしにくいのでうまくスタイリングするにはかなり技術が必要になります。
私自身も5年以上美容師をやっており、プロ用のヘアアイロン以外を触ることはなかったのですが、先日お客様から「美容室で教えてもらってもこのヘアアイロンでは同じことができない」ということで実際に市販品のヘアアイロンを使ってみたのですが、プレート部分(髪の毛を挟む部分)が分厚すぎる点や、ハンドルが固くてスムーズに操作するのが難しいを通り越して、危ないと感じるレベルでした。
プロ用になると、3万円付近が基本になるため、なかなか若い方では手が出にくいと思いますが、それでもあのヘアアイロンを使って毎日うまく作れないスタイルに悩まされるよりかは、ちゃんとしたものを購入してしっかりとボリュームが出るスタイルを作った方が絶対にいいでしょう。
プロ用でも安くて高品質なヘアアイロンがある
美容室で使われているドライヤーやヘアアイロンで最もよく使われているブランドにNobbyというブランドがあるのはご存知でしょうか?
価格が手頃で、プロ用の設計になっているため一般の家電メーカーから販売されているものよりもかなり扱いやすいので非常にオススメです。
価格も家電量販店などで販売されているヘアアイロンと変わらない価格帯で販売されているので、ヘアアイロンがそろそろ壊れそう、使いにくいといった悩みのある方は、ぜひNobbyのヘアアイロンを選んでみてください。
※市販品と違い、プロが毎日使用することを考えて作られているので耐久力も美容室で長年使い続けられるほどだいぶしっかりとしています。
まとめ
スタイリングが決まらないと1日中気になってしまいますよね。
これらの方法を使えば細毛や軟毛の人でもトップのボリュームがつぶれないスタイルを作ることができます。
普段のスタイリングに困っている人はぜひ試してみてください。