美容師が教える!オーガニックシャンプーのウソと真実!

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美容業界にいると新しく発売されるアイテムがオーガニック商品だらけで、「オーガニック」というキーワードをいれてシンプルでオシャレに見えるパッケージのものであれば今は何でも売れる時代なのかなと感じています。

これまでも色んなブームがありましたが流行っているからとりあえず買ってみて、何がいいのかわからないけどオシャレだから使っているという人がほとんどでしょう。

そこで本日は美容師である私がオーガニック商品に関するウソとホントを包み隠さずお教えしようと思います。

かなり怪しい商品も増えてきているのでこの記事を読んで、変なシャンプーやトリートメントを選んでしまわないようにしましょう。




オーガニックの意味を知ってる人が少ない

tpsdave / Pixabay

ノンシリコンブームの時もそうでしたが、オーガニックの意味を分かっている人はほとんどいません。

オーガニックとは化学肥料や農薬に頼らない有機栽培のことです。

※無農薬ではないので指定された農薬は使えます。

本来は自然、環境を守ろうという取り組みだったのですがシャンプーや化粧品などに使われるようになりオーガニックの意味が消費者にわかりにくくなってきています。

オーガニックで作られたシャンプーってどういう意味なのか?

ejaugsburg / Pixabay

実はオーガニックシャンプーには定義も基準もありません。

メーカーがオーガニックシャンプーだと言えばその商品はオーガニックシャンプーとして販売できるのです。

さらに自然由来成分だけで作られているわけではありません。

植物由来成分が少しでも入っていれば売れるのでオーガニックとして売り出されているのが現状です。

メーカーによってどこまでオーガニックにこだわっているのかしっかりと見極めれなければオーガニックと書かれているだけで化学物質がたくさん使われているシャンプーを購入することになるでしょう。

オーガニック=いいシャンプーではない

Skitterphoto / Pixabay

オーガニックという言葉の響きで安全性や効果が高そうというイメージを持っている人がいますが決してそんなことはありません。

安全性の面でいえばアレルギーの話がありますが、化学物質でも天然物質でも個人の体質によってアレルギーは起こるのでオーガニックだから安全だということはありません。

花粉症やそば、漆(うるし)など自然の中にある物質でアレルギーがある方はたくさんいますよね。

また天然の物質を使って洗っているから刺激が少ないという話も正確ではありません。

天然の物質は分子量が大きいので肌に対する刺激は強くなります。

100%天然由来のオイルなどは直接肌につけると刺激が強すぎて荒れるので絶対に注意書きがされています。

だいたいは天然の物質を細かく分解していったらできるモノを使用しているのです。

次に髪への効果は商品によってだいぶ差がある現状なのでオーガニックだから髪に優しいというわけではありません。

髪の性質やダメージのことを考えて天然成分だけでなく化学成分も効果的に使って、髪をキレイにすることを日々研究しているメーカーもあれば、ただ利益だけを考えて、安い成分でオーガニックを名乗っているメーカーなど様々です。

オーガニックシャンプーという点に注目してもいいシャンプーに出会うのは今の市場では難しいのです。

オーガニックにこだわりがあるなら認定機関のマークがあるもの

kkolosov / Pixabay

オーガニックにこだわりがある方は海外の認定機関の基準を通過し、認定マークがパッケージに表記されているものを選びましょう。

ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアでは日本よりもはるかにオーガニックの文化が進んでおり、オーガニックコスメに対する厳しい基準を設けた認定機関が存在します。

特にフランスやオーストラリアのオーガニック認定機関が定める基準は厳しく95%以上はオーガニック、もしくは自然原料でないと認定マークがもらえません。

日本のように基準のないオーガニック商品ではなく、きっちりと定められた基準をクリアした海外のオーガニック商品のほうがおススメです。

いいオーガニックシャンプーの見つけ方

Herney / Pixabay

いいオーガニックシャンプーを選ぶにはコツがあります。

本当にいいオーガニックシャンプーはホームページやパンフレットを見ればわかります。

1つ1つの成分の産地など、天然成分へのこだわりが強いホームページやパンフレットがある商品は効果の高いものが多いです。

成分にこだわっているメーカーは髪の毛や頭皮に対してより効果の高いものを追及しています。

私も美容師をしながら化粧品の企画、開発の仕事をしていますが、同じ成分でも育った環境で効果が違ったり、産地によって効果が高いことがあります。

また地元の特産品を活用したり、色んな産地の成分を組み合わせて納得いくまでテストを繰り返していくほどのこだわりがあれば、商品を紹介するホームページやパンフレットの情報量は非常に充実したものになります。

※伝えたいこだわりが多すぎて文字がたくさんあって読むのがしんどいほどのものもあります。

特にオーガニックシャンプーに使われるような植物エキスなどの成分はまだまだ効果がわからないものも多くあります。

最高のシャンプーを作るために日々研究を重ねているメーカーのものは非常に信頼度が高く、髪や頭皮に高い効果を与えるものが多いのです。

まとめ

成分の説明を詳しく説明しているサイトが多くありますが、濃度や比率のわからない1つの成分をピックアップしても全く意味がありません。

同じ成分でも混ぜたり、濃度を変えることで効果、洗浄力が変わることは業界にいてまじめに勉強していれば誰でも知っています。

偏った情報に騙されることなく、良いシャンプーを見つけてください。



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