
肩甲骨の内側がガチガチになるほどコリかたまってしまうと寝れないほど辛い時もありますよね。
自分でマッサージをしようとしても肩甲骨が固まっているのでこっているところに指が届かないと思います。
そこで本日は自分でもできる肩甲骨の内側のコリを和らげる方法を紹介していきます。
肩甲骨の内側のコリの原因

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肩甲骨の内側がこってしまう原因のほとんどは姿勢の悪さです。
姿勢が悪いことで菱形筋(りょうけいきん)という筋肉がコリかたまってしまい、肩甲骨の内側や背中がこっていると感じるようになります。
猫背の人やパソコンで仕事をすることが多い人は常に菱形筋が張った状態になり疲労がたまっていきます。
肩を回したときにゴリゴリと音が鳴る人は筋肉の動きが悪くなっているのでコリが発生していると判断することができます。
職場でもすぐできるストレッチ方法

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すぐにできてスペースを必要としないストレッチ方法にヒジを曲げたまま肩を回すといった方法があります。
やり方も簡単で、肩甲骨を動かすことを意識しながら肩を回すだけです。
職場で痛みを感じるほどコリが強くなってきたときでもすぐにできるストレッチになるのでおススメです。
これに加えて、両手を伸ばした位置でつなぎ思いっきり前に伸ばすストレッチにも取り組んでみてください。
ひどいコリであっても一時的に改善することができるので応急処置として高い効果を発揮してくれます。
自宅で簡単にできるストレッチ

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四つん這いの状態から腕をできる限り前に伸ばす、上記の写真のようなストレッチは肩甲骨周りだけでなく背中のコリに有効です。
このときにお尻が付きだすような姿勢を意識しながらストレッチをしてください。
お尻が下がってしまうとこっている部分が伸びないのであまり効果がありません。
また仰向けに寝ながら、こっている場所にボールなどの硬いものをグリグリとあてるのもおススメです。
かたまっている筋肉に刺激を与えることで少しゆるみがでてコリがマシになります。
コリがひどく辛いほどの症状がある場合はストレッチポールなどの本格的なアイテムを使って効果の高いストレッチを行っていきましょう。
根本的に肩甲骨周りや背中のコリを解消するには

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筋肉が張ってかたまっていることがコリの原因になります。
そのため根本的にコリを解消するには筋肉が正しく動く状態に戻してあげることが必要です。
猫背をすぐに改善するのも、デスクワークの姿勢を改善するのもずっと気を付けていないと自然に元の姿勢に戻ってしまうので現実的に難しいでしょう。
そこでコリかたまっている筋肉を鍛えてコリを解消し、なおかつ再びコリが発生しないように強度を上げることが最も現実的でおススメです。
キツくない方法で菱形筋を鍛える

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ガッツリ鍛えて体を引き締めることではなく、コリを解消することが目的であればハードな筋トレは必要ありません。
最も簡単で広く背中全体の筋肉を鍛えられるのがワンハンドローイングになります。
少し前傾姿勢で身体を固定し、手で持ったモノを引き上げるだけです。
肩甲骨まわりだけでなく背筋を広く鍛えられるので姿勢をよくするのにも効果的です。
手に持つモノの重さをあげればトレーニングの強度を簡単にあげることができること、よりこっている側を集中的に鍛えることもできるので非常におススメです。
また少しハードなトレーニングになりますが、腹筋ローラーも効果的に背中全体を鍛えてコリを劇的に改善してくれます。
腹筋だけでなく背中、腕と全体をバランスよく鍛えられるので正しい姿勢を保つのが楽になるので、コリを直すだけでなく筋肉をつけたりスタイルをよくしたい人に特におススメです。
まとめ
姿勢が悪い人やデスクワークが多い人は肩甲骨周りのコリに悩まされますよね。
直し方や原因がわかりにくく苦しんでいる人も多いと思います。
ひどいコリの症状が出たときも本日紹介した改善法で乗り越えることができます。
ぜひこの記事を参考に辛いコリを直していきましょう。