薄毛予防にも効果的!男性の髪と頭皮に合わせた正しいヘアケア方法!

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男性なら誰でも自分の髪の毛や頭皮に悩みがありますよね。

年齢とともに生え際が後退してきたり、トップのボリュームがなくなってくるといった薄毛に関する悩み。

頭皮のベタつきや臭いといった皮脂が関係する悩み。

切れ毛や髪のひっかかりなどヘアダメージに関する悩みなど実は男性の髪の毛や頭皮はとてもデリケートです。

これらの悩みは正しいヘアケア方法を知っていれば改善することができるます。

しかし男性のヘアケアに関する情報は間違ったものが多くネット上に出回っているため、正しい方法を見極めるのが非常に難しい状況です。

そこで本日は現役の美容師である筆者が男性の悩みごとに正しいヘアケア方法を解説していきます。

今まで自己流でなんとなくヘアケアに取り組んできた人も今日からはこの記事を参考にして効果の高いヘアケアに取り組んでいきましょう。

男性は誰でも薄毛に関する悩みがある

何人もの男性を担当してきましたが、必ずと言っていいほど「自分は将来ハゲそうですか?」という質問を受けます。

30歳ごろに性別に関係なく誰でも毛量が少なくなったり、髪の毛が細くなります。

この時期に自分が薄毛になるのではないかと不安になり、美容師に相談したことがある男性は非常に多いのではないでしょうか。

将来薄毛にならないか心配じゃない男性はいないのではないでしょうか。

これらの悩みも薄毛に関する正しい知識があれば対策ができます。

知らないことが多いから不安が大きくなってしまうのです。

まずは正しい知識をつけて薄毛に効果のあるヘアケアに取り組んでいきましょう。

薄毛と遺伝の関係

薄毛には遺伝の影響が強いということはすでに皆さんご存知だと思います。

簡単に説明すると親から受け継いだ遺伝子には薄毛に関する遺伝情報が含まれており、親の祖父やその一族に薄毛の人がいれば自分も薄毛の遺伝子を受け継いでいる可能性が高いというものです。

本当に自分が薄毛になりやすい遺伝子を持っているのか調べたい人にはAGAの治療を行っているクリニックなどで簡単に遺伝子検査ができます。

薄毛に関係する遺伝子とは5αリダクターゼの量に関係する遺伝です。

この5αリダクターゼとは男性ホルモンと結合することでジヒドロテストステロンという薄毛を引き起こす物質になります。

よく薄毛は母親の一族からの遺伝であると言われていますが、5αリダクターゼの量が多いほうが優性遺伝となるので両親のどちらか一方が薄毛の遺伝子を持っていれば遺伝する可能性が高くなります。

薄毛の遺伝だけが原因でハゲてる人は少ない

薄毛の遺伝を持っていれば絶対にハゲてしまうと不安になる必要はありません。

実は遺伝だけが原因となって薄毛になっている人は全体の20~30%程度だと言われています。

頭皮が硬くなって血流が悪化することによって毛母細胞に充分な栄養が行きわたらなくことが原因となる薄毛もあります。

他にもストレスで血流とホルモンバランスが悪化することによるもの、頭皮に雑菌が増殖し抜け毛が発生しているものなど同じ薄毛でも原因は人それぞれです。

薄毛の遺伝子を持っているから絶対にハゲるわけではなく、反対に薄毛の遺伝子がなくても普通にハゲるのです。

ストレスと薄毛の関係

ストレスによって薄毛が進行するケースは若い男性に多いです。

慢性的にストレスがかかっていると、身体が常に緊張状態になるため血管が収縮してしまいます。

こうして血行不良の状態が続くと毛母細胞まで充分な栄養が運ばれなくなってしまい、薄毛が進行します。

またストレスは男性ホルモンの分泌量を増やす効果があるので5αリダクターゼと結びついてジヒドロテストステロンができやすい環境が体内で整ってしまいます。

さらに男性ホルモンが大量に分泌されることで皮脂腺が刺激され、過剰に皮脂が分泌されるようになります。

この皮脂が落としきれていないと酸化し過酸化脂質という細胞にダメージを与える物質に変化し、毛穴の内部につまっていきます。

毛穴内部に過酸化脂質がたまってしまうと炎症が起こって抜け毛がおこることがあります。

このようにストレスには原因の異なる複数の薄毛を引き起こす危険性があるのです。

頭皮の汚れと薄毛の関係

頭皮は体の中で最も皮脂を分泌する部分になります。

皮脂は頭皮にいる常在菌のエサになるので分泌量が増えると菌が増殖してしまい炎症が起きてしまいます。

症状が悪化してくると頭皮全体に湿疹やかさぶたができるようになります。

このような症状が出ると脂漏性皮膚炎という病気になります。

増殖した雑菌は毛根までダメージを与えるので細く弱い毛しか生えなくなってしまったり、激しい抜け毛をひきおこすこともあります。

よく毛穴がつまって薄毛になるという話がありますが、実は毛穴がつまるだけでは薄毛にはなりません。

ただしあとで詳しく説明しますが不快な臭いを放つ原因にはなるので、毛穴が汚れでつまっていて問題ないわけではありませんので注意してください

薄毛を予防するための正しいヘアケア方法

ヘアケアでできる薄毛予防は頭皮環境をよくすることです。

  • 血行促進
  • 頭皮を清潔に保つ
  • ストレスを和らげる

さすがに体内のホルモンバランスはヘアケアで対応できませんが、それ以外の部分はすべて普段からのヘアケアで対応することができます。

薄毛の遺伝があったとしても毎日正しいヘアケアができていれば、実際に薄毛になる確率はかなり低くなります。

始めるのが若ければ若いほど将来薄毛になるリスクは減っていくので20代、30代のうちには取り組んでおきたいところです。

ヘッドマッサージは薄毛予防に最高のヘアケア!

ヘッドマッサージはヘアケアの中で唯一、血行促進とストレスの軽減を同時にできる最も薄毛予防効果の高いヘアケアになります。

マッサージによって頭皮の下にある筋肉をもみほぐすことで、筋肉のコリによってカチカチ硬くなってしまった頭皮が柔らかくなります。

筋肉がほぐれることで血流が良くなり、毛根まで再び充分な栄養が届くようになります。

さらに頭皮には様々なツボが存在し、マッサージをすることでこれらが刺激されるのでより血行促進効果が得られたり、自律神経を整えてストレスを軽減する効果も得られます。

かなりストレスがたまっていると自覚症状がある場合は頭頂部にある「百会」というツボを押してみてください。

自律神経を整えるツボであるため、ストレスがたまっていると軽い力でも激痛が走ります。

最初は優しい力で徐々に力を加えるようにしていってください。

ヘッドマッサージをするときのコツとしては、前頭部、側頭部、後頭部の筋肉がある部分をしっかりほぐすようにしましょう。

筋肉のついている部分をほぐさないと頭皮は柔らかくなりません。

頭頂部にはツボが集中しているので少しずつ動かしながら指の腹で押していくのが効果的です。

最初から技術や効果にこだわりすぎるとめんどくさくなって続かないので、慣れてくるまでは押してみて気持ちいい場所や、もんでみてリラックスできる場所をマッサージしていくだけで大丈夫です。

薄毛予防にはシャンプーにもこだわろう

薄毛を予防するためのシャンプーにはメーカーによってさまざまな効果のある成分が含まれています。

  • 育毛効果が高いもの
  • 頭皮環境を正常化するもの
  • 頭皮を柔らかくする効果のあるもの
  • 頭皮に栄養を与えるもの

などシャンプーごとに薄毛に対するアプローチ方法が異なるので自分の頭皮の状態や求めている効果に合わせて選ぶ必要があります。

ただし薄毛予防効果のあるシャンプーを使う際には最低でも3カ月以上は同じものを使い続けるようにしてください。

髪の毛はコーティングしてしまえば1回で手触りがよくなり、髪がきれいになったと感じることがありますが、頭皮を改善するのはそんなに単純なものではありません。

効果は高いが副作用もある薄毛を改善する薬(ミノキシジルやフィナステリド)でも効果が出るまで数か月は必要になのにそれより早く効果の出ると宣伝しているシャンプーがあれば、まず嘘だと思って間違いありません。

自分の頭皮の状態によって最適なシャンプーは変わってくるので一度担当の美容師に頭皮の状態を診断してもらうといいシャンプーに出会える可能性が高くなります。

薄毛が不安ならまず育毛サプリや育毛剤を使おう

薄毛の治療で使われるミノキシジルやフィナステリドは発毛効果が高いことと同時に副作用が強いことも有名です。

有名なものでは

  • ED
  • ムダ毛が全て濃くなる
  • 肌が荒れる
  • 身体が常にだるく感じる
  • うつ

など副作用がキツくて薬の使用をやめた人を何人も見てきました。

また体質によっては命に関わるレベルの副作用を起こすこともあるため、医師の診察を受けてから使用しないと本当に危険です。

また保険適用外の治療になるため薬代や診察代も高く、最低でも月々2万円以上はかかります。

そこで効果は薬ほど期待できませんが、副作用なし、値段も月々のコストも半分以下ですむ育毛剤から薄毛ケア始めることをおススメします。

薄毛の症状が気になり始めた程度のレベルであれば育毛剤で対応できることもあります。

ただし広範囲がハゲてしまっている場合や年齢が50歳を越えているなどの薬でもかなり難しい条件であれば全く効果を得られないでしょう。

しかし頭皮環境を整えて、髪が正常に成長できる環境に戻れば生えてくる可能性は充分にあるのです。

育毛サプリについては【美容師が厳選】成分から選ぶおすすめ育毛サプリの記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。

男性に多い皮脂量が原因の悩み

薄毛の悩みに次いで多いのが皮脂量に関係する頭皮、髪のトラブルになります。

あまり知られていないのですが、頭皮はTゾーン(おでこから小鼻にかけての皮脂量が特に多い場所)よりも皮脂分泌量が多い場所になります。

さらに男性は女性と比べて2~3倍の皮脂分泌量があるため、皮脂が関係する頭皮、髪のトラブルが発生するリスクが非常に高いのです。

皮脂関連のトラブルで相談を受けることが多いものには

  • 臭い
  • ベタつき
  • 湿疹などの炎症

などがあります。

なぜこれらのトラブルが起こるのかまずは頭皮と皮脂について正しい知識を身に着けていきましょう。

オジサン臭は頭皮から発生する

30以降の男性からは誰でもミドル脂臭と言われる強い体臭が発生します。

ある日突然枕からオジサンの臭いがするようになったと感じるようになるのはこの体臭が原因になります。

一般的には30歳ごろから強くなってくると言われるミドル脂臭ですが皮脂分泌量が多く、頭皮が清潔な状態でなければ10代の若い男性でも発生しますし、最近では若い女性でも頭皮の臭いが強くなってしまう人が増えてきています。

ミドル脂臭が発生する理由は

  1. 皮脂が頭皮に分泌される
  2. 頭皮にいる雑菌が皮脂を分解する
  3. 汗が頭皮に分泌される
  4. 頭皮にいる雑菌が汗を分解する
  5. 雑菌に分解された汗と皮脂が混ざる
  6. 強烈な臭いを放つミドル脂臭になる

といった現象が重なって発生します。

この臭いは後頭部から発生し、体臭の中でもかなり強い拡散力を持つため周りの人に不快感を与えてしまうことになります。

男性の場合は30代以降になると分泌される皮脂がベタっとした洗い落としにくい性質になるので特にこの臭いが発生しやすい環境になります。

頭皮のベタつきで髪もベタベタな質感になる

ご存知の方も多いと思いますが、皮脂を分泌する皮脂腺は毛穴の中に存在します。

これはもともと皮脂が髪の毛の表面を保護したり、髪のツヤを出すためのものであるからです。

本来は髪の毛を守るために必要な皮脂ですが、過剰に分泌されてしまうと髪の毛にも大量についてしまいベタベタになってしまいます。

また頭皮がベタつくほどの皮脂が常に分泌された状態が続くと、先ほど説明した強い臭いが発生したり、皮脂をエサにして増殖する雑菌が原因で炎症が起こるようになります。

皮脂が多いと頭皮湿疹は治らない!?

皮脂が多い男性には頭皮湿疹は頻繁に起こる頭皮トラブルと言えます。

炎症をおこす雑菌にとってエサになる皮脂が多い男性の頭皮は繁殖するのに最適な環境になります。

頭皮湿疹が重症化していくと脂漏性皮膚炎を発症し抜け毛や強いかゆみ、皮膚のはがれなどかなりしんどい症状になってしまいます。

頭皮の状態があまりに悪化すると薬を使用しながら、私生活もいろいろ制限しないと完治が難しいほどになることもあります。

また皮脂の過剰分泌が続く限り雑菌が繁殖しやすい環境のままなので、一度治っても何度も繰り返してしまうことが多いので非常に厄介です。

皮脂を抑えるための正しいヘアケア方法

皮脂の過剰分泌を抑えるためのヘアケア方法には

  • シャンプーを頭皮の状態に合わせて変える
  • 頭皮を清潔に保つ
  • 頭皮用のトリートメントで状態を整える

この3つがあります。

食生活で脂肪分を取りすぎないようにすることやストレスをためないようにすることも大切ですが、この3つのヘアケアにしっかり取り組んでいれば既に症状が重い段階でなければほとんど改善できます。

薄毛と同じく皮脂量も遺伝による影響が強いですが、普段のヘアケアで充分対応が可能なのでしっかりと取り組んでいきましょう。

皮脂の過剰分泌はシャンプーが合ってないと止まらない

皮脂の過剰分泌とシャンプーには深い関係があります。

これは頭皮に限らずすべての皮脂腺に共通するのですが、皮脂を完全に落としきった状態で放置し肌が乾燥してくると皮脂腺は肌の水分がこれ以上蒸発してしまわないように、今までよりも多くの皮脂を分泌するようになります。

そのためただ洗浄力が強いだけのシャンプーを使用しているとより多く皮脂を分泌するようになってしまうのです。

頭皮の皮脂量が気になってきたら直ちに皮脂が多い人ように作られているシャンプーに変えてください。

皮脂が多い人に合わせて作られているシャンプーは余分な皮脂を落とすのに充分な洗浄力と、その後頭皮を乾燥させてしまわないように保湿効果を持っています。

また雑菌が繁殖して頭皮湿疹ができてしまっている人向けに、殺菌効果を持たせたものもあります。

天然成分やノンシリコンだから効果が高いということはなく、洗浄力と保湿力のバランスが1番重要なポイントになります。

皮脂が多い人用でもない洗浄力が優しいものを使うように勧めているサイトも見かけますが、美容師目線で様々なお客様に責任をもってアドバイスをしてきた経験上、洗浄力が優しいものは症状が全く変わらないか悪化するケースがほとんどです。

まず皮脂が落ちきらないと酸化して過酸化脂質になり、頭皮にダメージを与え続けるので炎症が起こります。

また男性でシャンプーを正しい方法でしっかり時間をかけて取り組んでいる人はかなり少数です。

おそらく洗浄力が優しいシャンプーを進めている方は多くの男性が普段どのようにヘアケアに取り組んでいるのか実態を全く知らないのでしょう。

正しい知識でシャンプーを選ばないと症状を悪化させかねないので本当に注意してください。

頭皮を清潔に保つための基本

男性で特に髪が短い人に多いのですが、お風呂上りに髪の毛を乾かさないで放置している人は今日からしっかり乾かすようにしてください。

ドライヤーで乾かさないと頭皮は湿度が高く蒸れた状態が続きます。

この状態で30分以上放置してしまうと急激に雑菌が繁殖してしまうので、頭皮の臭いや頭皮湿疹といったトラブルが発生します。

他にもワックスを毎日シャンプーで落としきれていないため油分が頭皮に残ってしまい炎症やベタつきの原因になっているケースは仕事中毎日のように見かけます。

はっきり言うとほとんどの男性は正しい方法で頭皮を清潔に保てていません。

  • シャンプー前のすすぎでほとんど汚れを落とすイメージで
  • シャンプーは頭皮を隅々までしっかり洗う
  • シャンプー後のすすぎは最低でも1分かけて流し残しがないように
  • トリートメントは頭皮につけない
  • トリートメントを髪に残しすぎない
  • すぐにドライヤーで乾かす

これらの基本ができているかもう一度チェックしてみてください。

頭皮用のトリートメントで状態を整える

最近は髪の毛用だけでなく頭皮用のトリートメントも多くなってきています。

髪の毛用と違い頭皮につけてもいいトリートメントなので最初は違和感があるかもしれませんが、皮脂が過剰に分泌されている頭皮や乾燥してカサカサになっている頭皮など状態が悪化している場合に頭皮用のトリートメントは大きな効果を発揮してくれます。

皮脂の過剰分泌で悩んでいる人はシャンプーでしっかり皮脂を落とした後で保湿してくれるトリートメントを使用しましょう。

保湿効果と共に頭皮の状態を整える効果のある成分が含まれるものを使用するとより頭皮が正常な状態に戻るが早くなります。

1つ注意してほしいのが頭皮用のトリートメントもつけた後はぬめりが残らないようにしっかり洗い流してください。

ぬめりが残るほどの状態だとむしろ頭皮がベタベタになり逆効果です。

どれを使えばいいかわからない場合は普段から担当してくれている美容師に相談するとあなたの頭皮の状態に合わせたものを選んでくれると思います。

髪のダメージを気にする男性が増えてきている

少し前までヘアケは女性だけのもので、男性はシャンプーだけの人や石鹸で髪の毛まで洗ってしまう人までいました。

しかし最近では男性も身だしなみとして清潔感を求められること、若者を中心に自分の見た目に気を遣う人が増えたことで男性でもヘアケアにしっかりと取り組んでいる人が増えてきました。

ベリーショートの人であれば伸びてもすぐに切ってしまうのでトリートメントなども使う必要はないと思いますが、ある程度長さがあると髪が絡まってしまったり、傷んで広がってしまいます。

特にパーマやカラーをしてい男性はヘアケアをしていないと傷んで汚い髪の毛になってしまいます。

傷んだ髪の毛は周りから見ても汚く不潔なイメージを持たれます。

髪が傷んでしまう原因について正しい知識を身に着けて効果的なヘアケアに取り組んでいきましょう。

髪の毛が傷んでいく仕組みを知っておこう

髪の毛は1本を拡大して見てみると海苔巻きとほぼ同じ形をしています。

  • 海苔=キューティクル
  • 米=コルテックス
  • 具=メデュラ

髪の毛のダメージは海苔の部分にあたるキューティクルが破損することから始まります。

キューティクルは外部からの刺激から髪の内部を守るために存在しています。

外部からの刺激によりはがれたりけば立ってしまうと傷んだキューティクル同士がひっかかり、髪の毛が絡まるようになるのです。

キューティクルの次にダメージを受けるのが米の部分にあたるコルテックスになります。

コルテックスはカラーやパーマの薬が作用する部分であり、髪の毛の芯となる部分です。

コルテックスが一定以上のダメージを受けると髪の毛は形を保てなくなり、ちぎれたりゴムのように伸びるようになったり、焼いたようにヂリヂリになってしまいます。

米の部分がなくなってくると髪が光に当たると乱反射してギラギラしたりカラーやパーマを定着させる部分がなくなっていくので持ちが劇的に悪くなります。

キューティクルがはがれること、コルテックスが破損、流出することが合わさって髪の毛は傷んでいるのです。

ちなみに具の部分にあたるメデュラは保温機能をもたせるための空洞です。

人間の進化の過程で失われてきている部分なので今ではメデュラが存在しない人も普通にいます。

髪の毛を傷めてしまうものやこと

髪の毛にダメージを与えるものには様々なものがありますが大きく分類すると

  • 摩擦
  • 薬品

この3つになります。

まず摩擦によるダメージは髪の毛の表面であるキューティクルをはがしてし傷めます。

摩擦による傷みは髪の毛が濡れている状態だと乾いた状態のときと比べ物にならないダメージになります。

海苔巻きの海苔を濡らしてやすりでこすっているようなイメージです。

今まで意識したことがないかもしれませんがシャンプーやタオルドライ、濡れたままで寝てしまうことなどは特に摩擦で髪が傷んでしまう場面になります。

キューティクルは1度傷んでしまうと二度と再生することはないので普段からダメージを受けないように保護しておく必要があるのです。

ちなみにキューティクルが傷んで穴があいてしまうと水でぬれるたびにコルテックスが流出していくので日々悪化していく強烈なダメージになります。

次に薬品によるダメージはカラー剤やパーマ液によるものです。

これらの薬品はキューティクルをこじ開けるためにアルカリ剤を含んでいます。

アルカリ剤によって無理やり開かれたキューティクルは剥がれたり脆くなってしまいます。

さらにカラーもパーマもすべてコルテックスで作用するので、コルテックスまでの通り道をどんどん破壊しながら進んでいきます。

このコルテックスまでの通り道の部分が髪の内部にある水分や油分を保つ部分なので破壊されてしまうとパサパサの広がった髪の毛になってしまうのです。

最後に熱によるダメージはストレートアイロンやコテによるものです。

髪の毛の90%はタンパク質でできているので熱が加わると固まってしまいます。

生卵がゆで卵になるのと同じ現象です。

正式にはタンパク変性という変化が起こっています。

タンパク変性がひどくなると炭化して軽く引っ張っただけでちぎれる程ボロボロになります。

このタンパク変性も1度なってしまうとどうやっても治ることはないので切る以外の対処法がなくなります。

髪のダメージを抑えるヘアケア

男性がヘアケアに取り組むにあたって重要なポイントはめんどくさくないことではないでしょうか。

普段やっていることに何か手間を加えてしまうとだいたいの人が継続できずにやめてしまいます。

そこで続けやすく手間の少ないものヘアケアとなると

  • シャンプーを変える
  • 濡れている髪を雑に扱わない

この2つの手間があまり増えないものがおススメです。

ヘアダメージ、髪質に合わせたシャンプーを使う

髪の傷み方や髪の毛の太さに合わせて最適なシャンプーを使うと髪の毛のダメージを抑えるだけでなく、スタイリングのしやすい状態に髪の毛を整えることも可能になります。

カラーやパーマをしている場合は破壊されてしまった髪の水分と油分の通り道であるCMCを補うもの、ブリーチをしている人は色が落ちにくくなるように色素が少し入っているカラーシャンプーなど状態によって使うシャンプーを変えるだけで簡単にヘアケアに取り組むことができます。

また細毛でボリュームが出にくい髪質の人は髪にハリコシを出すシャンプーを使えば髪の立ち上がりがよくなるので、束感と動きのあるスタイルを作っても崩れにくく長持ちするようになりますし、反対に髪が太くハチ周りにボリュームが出すぎる人はボリュームを抑えるしっとりしたシャンプーを使えば、時間がたって四角いシルエットになっていた部分を抑えることができます。

髪のダメージを抑えるだけでなく、普段のスタイリングを楽に作れて長持ちするようになるので一石二鳥のヘアケアと言えます。

濡れている髪にはいつも以上に優しく

濡れている髪はキューティクルが開いていることや水を含んで柔らかくなっているため少しの摩擦でもすぐボロボロになります。

なかでも濡れた髪に絶対にやってはいけないのは

  • そのまま寝る
  • アイロンをする

この2つの行為はどうしようもないレベルまで髪をボロボロにしてしまいます。

髪が濡れたまま寝ると枕とこすれることで傷んでしまいます。

寝るときは髪と枕の接地面に頭の体重がすべてかかっているので強い摩擦がおきます。

髪が細い人であれば1回やっただけでも髪がひっかかりまくるほどのダメージを受けることもあります。

濡れた状態の髪を扱うときは力や体重のかかった摩擦がおきないように細心の注意を払ってください。

濡れた髪へのヘアアイロンは髪の毛の中で爆発が起きます。

髪に含まれた水分がアイロンの熱で急激に気化し体積が1700倍以上に膨れ上がります。

キューティクルで蓋がされている髪の毛には急に体積が大きくなった水蒸気が逃げる場所がありません。

そのため外に出ようと髪の毛の内部を破壊しながら進みキューティクルを突き破って外に出ます。

内部を完全に破壊されてしまった髪はもうどうすることもできません。

これらのダメージが発生しないように濡れた髪は優しく扱うようにしてください。

まとめ

男性に多い髪の毛や頭皮の悩みごとのヘアケア、頭皮ケアの方法はわかりましたか?

正しい知識がなければ間違ったケアをしてしまい状態を悪化させるケースが多いのもわかったと思います。

新しいケア方法やブームがどんどん出てくるので正しく情報を理解し、見極めるのは難しいかもしれません。

しかし基礎的な髪の毛の特徴がわかっていれば本当に効果が得られそうなのかは知識を応用することでだいたい判断することができます。

だまされずに賢く効率的に悩みを改善できるように基本だけは覚えておきましょう。

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